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はてなブックマーク - 小物にもこだわりを
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こんにちは、

先週のブログでは、江戸時代の「いき」な装いについてお話ししました。
素朴な色に艶やかな色を組みあわせる「いき」が生まれると同時に発展したのが、「鼻紙袋」や「煙草入れ」などの小物です。

今回も増田美子さんの「日本衣服史」を参考に小物について調べてみました。「鼻紙袋」や「煙草入れ」などは江戸時代に最も広く普及していた袋物で、実用性のみならずデザイン性を兼ね備えたものが人気だったようです。「鼻紙袋」というと、今でいうティッシュ入れを想像されるかもしれませんが、お金や薬など鼻紙以外を持ち運ぶのにも使われていたそうです。

当時の洒落本(江戸時代の遊所での遊びに関する小説)では、煙草入れや鼻紙袋が事細かに描かれていて、それらは人物の個性を象徴するものとして重要な役割を担っていたのだとか。素材や留め具にまでこだわった小物は、通な装いには欠かせないものだったようですね。

小物にもこだわりを

わたしはついつい服装にこだわりすぎて小物は二の次になってしまうので こういった話を聞くと襟を正されるような気がします。身の回りのほとんどのものが大量生産されている時代、その中に個性やこだわりを見出すのは簡単なことではないかもしれません。それでも昔から受け継がれてきた“身の回りのものにもこだわる心” 大事にしていきたいですね。