こんばんは、寒い日が続いていますね。
少し季節外れかもしれませんが、今日は桜ボタンについてです。
京都デニムのボタンとリベット(デニムの生地会い合をつなぐ金具)は、
桜を象ったデザインになっています。
見えないところで、さりげなくお洒落を楽しむ、
そんな粋な考え方がボタンとリベットには息づいています。
桜については多くの短歌や詩がありますが、
中でもわたしが一番好きなものをご紹介したいと思います。
「世の中は三日見ぬ間に桜かな」 大島蓼太
気づくとあっという間に散ってしまう桜のように、
世の中は目まぐるしく変わっていくものだという歌です。
何だか悲観的な歌にも思えますが、激しく変化する世の中にも変わらないものはあります。
桜を愛でること、桜に関して詠むことだってそうですよね。
京都デニムが目指しているのはまさにそのような伝統を守り、育てていくことです。
桜ボタンにはそんな想いが込められています。