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はてなブックマーク - 「半可通」
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みなさんは「半可通」という言葉をご存知でしょうか?

河上繁樹さんの「江戸のダンディズム 男の美学」によると、「半可通」とは自分が通のようなフリをしている人のこと。明和頃には彼らを馬鹿にした洒落本が人気を集めていたのだとか。

半可通

「遊子方言」の中にも、そういった描写があります。

「細身のわきざし柄まへ少しよごれ。黒羽二重の紋際もちとよごれし小袖、あゐ着は小紋無垢の。片袖ちがひのやうに見へ。いろのさめた非縮緬のじゆばん。」

新品を嫌がる「通」を気取っているが単に着古して汚れた小袖を着ているだけ、お洒落なはずの緋縮緬の襦袢も色が褪せてみすぼらしくみえる、など鋭い指摘がされています。「通」になるのも簡単ではないようですね。

ちなみにこの「遊子方言」も国会図書館デジタルコレクションで閲覧できます。
なかなか読むのは難しいですが、興味のある方はぜひ。
( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534130 )