このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 特集:コラム 福寿草【ふくじゅそう】ー キンポウゲ科 花言葉:永久の幸福
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed

谷風にとくる氷のひまごとにうち出づる浪や春の初花  古今和歌集  源当純
(谷風における氷の隙間ごとに、現れる波こそ春の初花である)

立春を過ぎましたが寒の戻りのため、全国的に雪の降る日が多くなってきています。
都会ではなかなか積もることがなくなりましたが、少し山に入ると雪の下にさまざまな植物が春の訪れを待っています。
そんな春告げ花の一つでもある、福寿草についてご紹介します。

特集:コラム 福寿草【ふくじゅそう】ー キンポウゲ科 花言葉:永久の幸福

福寿草は日本では主に北方や高山に自生しています。
さまざまな別名があり、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)など、新春を祝うことにちなんだ名がつけられています。

縁起の良い名前と、花の少ない時期に奇麗な黄色の花弁をつけることから人気が高まり、
江戸時代に品種改良が盛んに行われた「古典園芸植物」の一つでもあります。

現在は寄せ植えとしても人気ですが、雪の間からちらりと見せる姿は本当にかわいらしく、
春を迎える喜びを人々に与え続けてきたのでしょう。

特集:コラム 福寿草【ふくじゅそう】ー キンポウゲ科 花言葉:永久の幸福

平安時代は花といえば桜だったので、舞う雪を桜の花びらに見立てたり木に積もった雪を桜が開花したようだと詠む歌人が多くいました。

そんな中、冒頭の和歌は具体的な花名こそ挙げていませんが、作者は福寿草を見つけた時と同じ感動を雪どけ水にも見いだしたのではないかと想像するのも楽しいですね。

特集:コラム 福寿草【ふくじゅそう】ー キンポウゲ科 花言葉:永久の幸福

京都は四方を山に囲まれた盆地で、素晴らしい自然に出会える山々に気軽に足を運べます。
寒い時期は特に注意が必要ですが、しっかりと準備をした上で冬ならではの景色を味わってみるのはいかがでしょう。

【写真素材提供】無料写真素材フォトココ